Webishブログ

未経験から海外でweb開発を目標に、必死に勉強している人のブログ

見習いエンジニアからしたら、「調べろ」と言われる恐怖

スポンサードリンク

エンジニアに必要なスキルの一つに、自分で調べて解決する、自己解決力が不可欠と言われている。

 

たしかに、世の中にはすごい人はたくさんいて、全てを洗いざらし説明してくれている人もいますが、果たして誰でもその説明を読んで万事解決と行くのでしょうか?

 

僕の体験談を基に考えてみる。

 

 

僕はかつて、あるエンジニアと働いていた事があり、僕自身もわずかに手助けしていた。

 

彼はいつも自信満々で、「分からない事があれば聞けよ」みたいな事をいつも言っていた。

 

僕は当然、当時初心者も初心者で、「やった。for文を理解したぞ!」とか言ってるレベルで、「メソッド」が何なのかもはっきり分かってない状態で、クラスにフィールドがあるとかメソッドとか、継承とか名前くらいしか聞いた事ないし使い方とか全然分からない状態だった。

 

 

そんなある日のこと

 

 

彼は「json形式をエクセルに出力するコード書け」と言ってきた。仕事で使うからという事。

 

1時間調べて悩んだ末に分からなかったので、彼に「こりゃ僕には分からない。そもそもjsonって今初めて聞いたし・・・。自分が書いた事すらエクセルに出力するのも方法が分からないのにどうしろって言うんだ」みたいな感じで聞いて見たのですよ

 

彼は呆れた感じで、ため息交じりに、自分のパソコンを見せてきた。

 

彼の画面には、「Stack Overflow 」の画面が映し出されていた。

 

僕がキョトンとした顔で見ていると、彼はその中の一部、10行足らずのコードをコピーして、どこかに貼り付け、実行した。

 

「俺はこれを5分で見つけた。なぜこんな事もできない?」という態度で聞いてきた。

 

初心者なんだ、と説明すると

彼は立て続けにこう言ってきた。

 

 

 

「分からなかったら調べろ。調べなきゃ成長しない」

 

 

 

僕は、自分を天才だとは思っていない。しかし、そんな僕でも分かる。

 

調べなきゃ成長しないなんて事は、百も承知

 

しかし、調べるアテが分かる人が調べるのと、調べるアテがない人が調べるには、天と地ほども差がある事を彼は分かっていなかった。

 

彼は、某ITの盛んな国の、有名大学出身でコンピュータサイエンスを専攻し、3年間の実務経験もあった。

 

そんな彼が調べた5分と、「やったー!for文の『書き方』が分かったぞー!」って人間が調べる1時間とでは、情報の取得の限界に圧倒的な差があるのだ。

 

そもそも、自分が調べた物が合ってるかどうかも分からなければ、それがどういう風にして動いているのかも分からないのに、使える訳がない。

 

Railsを程々に勉強して、jsonの形式も少し知った今なら、まだ分かるかもしれないが、当時の自分はプログラミング言語に触れて一週間か二週間そこらの人間だった。

 

 

この記事の本題に戻ります。

 

初心者といえど、「調べる事」は大事という事は百も承知だし、調べて解決しようという意欲もある人はいる。

 

しかし、方法を見つける事ができても、

その方法が「試すための知識がすでにあるという前提で書かれている方法」だった場合、試す事もできない。そして、それに気づく事もない。

そして、自分が試すために必要な知識がなんなのかも分からないから調べようがなくなるし、調べたとしても理解するのに何倍も時間がかかるのだ。

 

僕はその方法を何時間も調べた後、結局分からなかった。

 

その人に聞いて、「なぜ調べない!?」と言われながら見せられたstack overflowでも、何が書いてあって、どこを参照すればいいのかも分からなかった。

 

今回の記事で、初心者はそのレベルだという事を伝えたかった。

 

今では、なんとなく分からないなぁと思う所が明確化され、検索して出てきたものを読んで理解する事はできるようになってきた。

相変わらず分からない事は多いが、それでもまだ以前に比べれば自分で解決する癖も付いてきたし、調べても理解できる所まで来た。

 

もしかしたら今なら、彼の要望を少しでも応えられるかもしれないと思うが、当時の僕にはそれができず辛かったのを覚えている。なぜ、5分で済むような事をちょっと教えてくれないんだと怒りすら感じた事も覚えている。

 

それ以来、僕も人に「調べろ」と言う時は、果たして本当にその人が調べれば自分で分かる事なのか。という事を念頭に置いてから言うようにしている。

 

 

初心忘れるべからず。

 

 

こう言う場面でも、的を得ている言葉である。