Be to用法
実はよく使われるけれども、いまいち意味が分からないという項目に
Be toの使い方があります。
これについて、Be toに対して出来つつある鉄板のような壁を、少しずつ崩して行けたらいいなと思います。
Be toとは?
そもそも、Be toが何のことを指してるか分からない人も多いと思います。
B to CとかB to Bの類か?と思われる方もおられるかもしれません。
それらとは全然違って、完全に英語学習用語です。
特に、この文法事項は普通に使われる上に、覚えにくいこともあり、多くの人に嫌われています。(と個人的には思っているw)
作り方
Beとは、そのまんまで「Be動詞」のことです。
そして、Be動詞の後にすぐにTo不定詞を書くことができるので、それがBe toとなっているだけなのです。
形的にはとても簡単ですよね。
例:
I was to go to school last night.
(昨夜、学校に行かなくちゃいけなかった)
こんな感じで使います。Be動詞の後にTo不定詞がきているだけですね。
過去形でも、現在形でも何にでも使えるので便利です。
意味
実は、これにはいくつか意味があって、それを覚えるのが大変で多くの人に嫌われているのですが
コツというか、覚えやすい方法がありまして、これを覚えればほぼ大丈夫だというものがあります。
ちなみに僕はこれを予備校の先生が開発したとして聞きましたが、誰が考えたのか定かではありません。
「ビートたけしは、業界人」
マジカルワードみたいな言葉ですよね。
説明していきます。
Be toには5つの意味があります。
それらが全て、この「業界人」というマジカルワードに入っているのです。
ビート(たけし)は、単純にBe toを捩っただけなので、気にしなくてもいいです。
業界人の作り方はなんだったかな?と思った時にでも思い出してください。
5つもあるうちの、全ての意味の頭文字が業界人に組み込まれているのですね。
- ぎ・・・義務
- よ・・・予定
- う・・・運命
- か・・・可能
- い・・・意思
というようになります。
義務
例:
I was to come by 5 o'clock today.
(今日の5時までに来なければならなかった。)
立派な義務を担っていますね。5時までに来ないといけなかったんです。5時に何があったのでしょう。いずれにしても、来れなかったのには何か原因があるのでしょうね。なければ、この人が原因となるでしょう・・・。
予定
例:
We are to meet here tomorrow.
(明日、ここで待ち合わせね。)
明日、ここで一体何があるのでしょ(ry
とにかく、明日ここでみんなで集まらないといけないことになっているようです。
運命
例:
I was to go to hell...
(僕は地獄に行く定めなんだ・・・。)
彼に一体何があったのでしょう。何か地獄に行かないといけない事でもしてしまったのでしょうか・・・。
どうか彼が救われますように・・・。
可能
例:
You are to come in this room.
(この部屋に入っていいよ)
この部屋に呼ばれた・・・。その言葉一つで、様々な妄想が膨らみますね。この部屋の中では何が繰り広げられるのでしょう・・・。
意思
例:
I am to see you again.
(もう一度、君に会うんだ)
なんかあったのでしょうか・・・。二人を分かつ何かが・・・。とにかく、もう一度会いたいという気持ちが伝わって来ますね。
まとめ
このようにして覚えるのがいいと思います。
Be toは覚えることも多いので、できるだけ覚える負担を減らす事に負担をかけた方がいいかも・・・なんちゃって。
とにかく、学ばないといけない事は多いので、簡略化して、効率よく覚えましょう!