Facebookが今月9日に、新しいプラットフォームを作った発表しました。
今回のこの動画投稿サイトでは、動画というよりShowというように表現されていて
Youtubeと競い合うような関係になる事が予想されます。
Youtubeでいうチャンネルが、FacebookではShowというように表現されるのかな。
Facebookの発表を読むに
一つのコンテンツを決めたら、それに関するリアルタイムの変化を動画にして配信していくといったような内容になるようです。
例えば、料理番組と決めたら、それについての料理番組に一味加えた動画を配信するといったように。
ちなみに、まず最初にfacebook側がいくつかの番組を用意し、今後ユーザー(クリエイター)がどんどん作っていけるプラットフォームにするみたいです。
その最初の番組としていくつか紹介されていました。
Tastemade's Kitchen Little - 料理番組。子供たちがハウツーレシピビデオを見て、プロのシェフにコメディーを交えて、料理の作り方を教えていく番組です。
メジャーリーグ野球(MLB) - 1週間に1試合、Facebookのライブで放送します。
メジャーリーグ野球「12:25ライブ」 - ファンと一緒に野球をコメディーを交えて見る事ができます。
Mike Rowe - 自身の所属するコミュニティのためにすばらしいことをしてくれた人にRoweが出会い、その人に対してお返しに良い経験をしてもらうという番組です。
Nas Daily - Vlogger Nas(注意:ラッパーではありません)が、毎日親友である友達とビデオを作ります。
Gabby Bernstein - 演説家など、説得力のあるスピーカーや著者が、ライブであったり、動画内でファンの人生相談に答えて行く番組です。
A&Eの "BaeまたはBail:" - カップルが陥る問題、どういう人が陥るのかなどを扱う、リアルテレビゲームショー
すべてのDef Digitalの「Inside the Office」 - Russel Simmonsのヒップホップメディア界のオフィス生活の中の紹介。
Billboardの「How it Went Down」 - 狂った話をシェアするミュージシャンのドキュメンタリーシリーズ
David Lopezの「My Social Media Life」 - ソーシャルメディアスターの人生についてのリアル番組
ゴールデンステートウォリアーズの「チャンピオンシップリワインド」 - ベイエリアのNBA選手権2016-2017シーズンの舞台裏を見る
Univision Deportes’ “Liga MX” – UnivisionはLigaMXサッカーの試合をライブでカバー
ナショナルジオグラフィックの「We’re wired that Way」 - 頭から離れない歌のような、人の奇妙な癖に関するミニドキュメンタリー
ナットジオワイルドの「サファリライブ」 - ナショナルジオグラフィックのガイドによるライブサファリ配信
NASAの「Science @ NASA」 - 4分から5分のエピソードで科学について探求していく番組
NBAの「WNBA All-Access」 - 女子バスケットボールのスターたちの裏側番組
Dodoの「Comeback Kids:Animal Edition」は、困難な状況に直面している動物たちが、彼らを助けようとする人々に会う、と言うことに焦点を充てた番組。
Tommy Mac - マスターの木工職人が、家具の作り方に関するライブチュートリアルを行う番組
このような内容になるのが予想されます。
そして、当然最近の傾向として、収益化も可能と言う事で、ここでも新しいビジネス体系が生まれると予想できます。
実際、Youtubeに比べてどうなのか
今では一つの大きなビジネス展開を見せるようになったYoutubeですが
こういった動画をメインにした活動が大きく動く事を考えると今回のWatchに限らず、いろいろな動画投稿プラットフォームが出てくると思います。
Youtubeはこれらの多くのプラットフォームの先駆者的存在でもあるので、この地位が揺らぐ事は今後もないとは思いますが
他の動画プラットフォームでは、Youtubeの動画投稿という機能に付加価値を添えて、次々と生まれてくるでしょう。
そうなった場合に、一時のニコニコ動画のような爆発的な人気を誇る動画プラットフォームの誕生によって、Youtubeを脅かす存在になり得ないのではないでしょうか。
今回、Watchが提供するものとして、クリエイターをメインに考えたプラットフォームというのを感じます。
つまり、収益の約半分がクリエイターに還元されるようになっているようです。
こういった分野に目をつけて、Youtubeから移行する、もしくは平行してやっていくクリエイターも増えてくるのではないかと思います。
これから本格的に始動するこの「watch」、注目していきたいと思います。