エンジニアの方の中には、英語に苦手意識が強いと言う人も多いです。
個人的には、エンジニアこそ英語できると思っていましたが、意外とそうでもないのが日本のエンジニア事情らしいです。
そこで、エンジニアに限らずですが、多くの人はグーグル翻訳を使って読む事を試みると思います。
もちろん、僕も例外でなく、よく使わせてもらっているのですが
グーグル翻訳は、まさに英語ができる人のツールなのだと言う事を最近つくづく思います。
その理由には3つあります。
初心者は間違いに気付かない
これは、主に翻訳がメインで使用されてる方に多い事なのですが
グーグル翻訳も機械なので、全てをしっかり理解し、分かるように出力してくれる訳ではありません。
構文をどこで区切り、どことどこを並列しているのか、この関係詞はどこを修飾しているのとかをしっかり表示してくれる訳ではないので、そこら辺を読んでいて、「あっ、ここは違うな」というのが分からない人はよく分からない文章を読む事になると思います。
逆も然りで、「日本語」→「英語」の場合も、英語の表記を直せないので、とんでもない英訳を作る事もよくあります。
少しでも英語が分かれば、「ここの意味はこうしたかったのに、別の意味で捉えられてる・・・」ってなるのですが、できない方はそもそも出力された英文を見る事もしないと思うので
グーグル翻訳を活かしきれていないと言う事です。
勉強道具として利用する
翻訳機能を使う人は、基本的に外国語をできない人が、それを利用して理解するためのものってイメージになりやすいですが
勉強道具としてもとても役にたつものなのです。
「こう言いたいけど、どう言う風に表現するんだろう・・・?」と思う事は学習者には多いと思います。
これも全て、グーグル翻訳先生が「この表現は結構日常的に使われるし、この単語がいいよ!」ってのを教えてくれるので、とても勉強になります。
日本語は結構同じ事を表現する言葉が多いので、その一つ一つに対して、英単語を覚えるのはとても大変です。
もちろん、日本語だけでなく、英語にしても一つのものを表現するのに2個、3個と単語がある事も多いです。
これらを使い分ける練習としても、グーグル翻訳はとても役に立ちます!
文法的なミスがない
機械なので、ここは確実だと思います。
ただ、これと構文を取る能力は別なので、文法にミスはないけど、構文的に間違いがあるが故に、ここの文法はこうでないと行けないのに・・・と言うところはあります。
しかし、単純な文法チェックには使えます。
これはなかなか学習者の視点から翻訳を見ない人には考えが出ないものと思いますが、グーグル翻訳の使い方は様々にあります。
某海外の有名ラジオ番組で、外国語を何個も習得したと言う人が紹介されていましたが
彼の勉強法を聞いて見ると、グーグル翻訳を使う事がとにかく多かったと言います。
発音も確認できるので、「これ、どう発音するんだ?」って時でも困る事がないのが利点です。
最後に
グーグル翻訳を使った面白い遊びがあり
翻訳してもらった文章を、再度最初の言語に翻訳し直してもらい、
原文と、翻訳したのを再度翻訳して戻したソース言語(元の言語)で書かれた文章を比較するという遊びがあるのですが
これがなかなか面白いww
有名なので言うと
「お盆」を翻訳にかけると「festival of the dead」になるとか・・・(今は修正されてるみたいですがw)